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メトホルミン使用DM患者、SGLT2阻害薬併用で死亡リスク低下

こんにちは、本日は糖尿病治療薬でメトホルミンという薬を使用している人に併用する薬は何が良いかという話題です。併用薬にSGLT2阻害薬もしくはSU剤で比較検討し評価項目を死亡リスクとしています。結果はSGLT2阻害薬を併用した方が死亡リスクが低下することが示されています。糖尿病治療薬として最初にメトホルミンを使用することが多いですが追加で使用する薬としてはSGLT2阻害薬がよいのかもしれません。

Comparative Effectiveness of Sodium-Glucose Cotransporter 2 Inhibitors vs Sulfonylureas in Patients With Type 2 Diabetes.
Xie Y, et al.   JAMA Intern Med. 2021 Jun 28. 

 メトホルミンを服用している2型糖尿病患者を対象に、ナトリウム・グルコース共輸送体2(SGLT2)阻害薬またはスルホニル尿素(SU)薬併用の有効性をコホート研究で比較。米国退役軍人省データのSGLT2阻害薬新規使用者2万3870例とSU薬新規使用者10万4423例を追跡した。
 その結果、SGLT2阻害薬はSU薬に比べて、全死因・死亡リスクが低かった(ハザード比0.81、95%CI 0.75-0.87、1000人年当たりの死亡発生率の差-5.15件)。心血管疾患の有無、推算糸球体濾過量の分類(90mL/分/1.73m2超から30mL/分/1.73m2以下まで)、アルブミン尿の有無[なし(アルブミン/クレアチニン比30mg/g以下)、微量アルブミン尿(同30mg/g超-300mg/g以下)、顕性アルブミン尿(同300mg/g超)]に関係なく、SGLT2阻害薬で死亡リスクが低下した。