Projected U.S. State-Level Prevalence of Adult Obesity and Severe Obesity.
Ward ZJ, et al. N Engl J Med. 2019 Dec 19;381(25):2440-2450.
米国で行動危険因子監視システム調査に参加した成人626万4226人の自己報告BMIデータを基に、1990-2030年の州別の肥満および重度肥満有病率を多項式回帰解析で予測した。
その結果、2030年までに米国成人の約2人に1人が肥満となり(有病率48.9%)、29の州で肥満有病率が50%を上回り、35%を下回る州はないと予測された。また、約4人に1人が重度肥満となり(同24.2%)、25の州で重度肥満有病率が25%を上回ると予測された。女性、非ヒスパニック系黒人、低所得者ではBMI 4分類(低体重または正常体重、過体重、中等度肥満、重度肥満)のうち重度肥満が最も多い分類となると予測された。